能登の春をバチコンしてきました。

能登の春をバチコン

 

2016-GW後半戦。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

田植えシーズン到来!!!

右を見ても左を見ても田植えをしている光景がとってもほっこりする能登半島

 

キリシマツツジはこれでもか!!と赤を強くして庭先を綺麗に彩っています。

 

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緑と赤のコントラストがとても美しいGWの能登半島。

半袖が気持ちよい陽気に誘われ、そんな能登の春をバチコンしてきました。

 

 

少し早起きして、軽トラックに乗り込み、

慣れないマニュアルをかき回しながら、道無き道を突き進むこと20分

 

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全く人気のない山奥が今日のフィールドです。

 

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聞こえるのはバードのハミングだけ。

そんなバードのハミングをリッスンしながら、さらに奥に進みます。

 

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イトウセイコウさんとハマ・オカモトさんが言っていた

「ベースは聞くのにコツがいる楽器」

山菜採りも同じだな。と、そんな言葉を思い出しながら、徐々に目をならしていきます。

 

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やがて、わらび目となり、
それまで見えなかったものがあっというまに視界いっぱいに広がります。

 

わらび馬鹿野郎。

 

あとはひたすらに採取するだけ。

ポキッ♩ポキッ♩と心地よい音と触感で折れるわらび達

気がつくと。

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こんな感じ。

 

わらびにも、”いいもの”と”そうでもないもの”があるらしく、

 

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左の黒いのが”いいもの”

右の青いのが”そうでもないもの”

らしいです。

 

確かに、黒い方がカッコよく見えます。

いい音作ってそうな感じです。

 

 

まだまだ行きます!

次はカタハ(水葺) ※地域によって呼び名は異なるようです。

 

 

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水辺に自生する葺のような茎をした山菜

近くに生えるドクダミを踏みつけた時のなんとも言えない香りに、春だね♩と口ずさみながら、今日食べる分を取ります。

 

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さて、
これどーやって食べるんだろう?

わらびはよく食べますが、カタハは?
せっかく取ったので、美味しく食べるところまでやってみたいと、先生たちにご指導いただくことに。

 

講師紹介

下処理:祖父(sadaei)
調 理:祖母(sumiko)

 

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カタハの酢味噌和え
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① 茎の下と葉を取ります。

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・茎は根元を親指で引きちぎるようにポキッとおります。

・葉っぱは下から上に梳くように取っていきます。

 

 

② 3〜5分ほど熱湯で茹で、冷水で冷やします。

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・とても色鮮やかになります。

 

 

③ すりこぎ棒などで軽く叩いて繊維をほぐします。

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・水気を切ってすりこぎ棒などで叩きます。

※つぶしすぎないように注意してください。

 

 

④ 一口大に切ります。

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⑤  味噌、酢、砂糖で和えます。

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・分量は適当(講師談)だそうです。

 

 

⑥ 盛り付けて出来上がり。

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灰汁やエグミなどもなく、とてもさっぱりとした上品な味でした。

サクサクとした触感と、軽い粘りがなんとも言えない気持ちよさで、卯の花や胡麻和えにしても絶対美味しいヤツ!!!

 

こんな美味いのがそこらじゅうに生えてるなんて、、、知ってよかった能登半島。

 

 

 

その他にウドも。。。。。

 

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これは採りすぎた。

 

 

改めて思うことは、

 

祖父、祖母の「当たり前」のレベルの高いこと。

採って、育てて、頂く。

ちょっとやそっとのことではビクともしない生活基盤を持っている。本当にかっこいい。

 

コンビニやスーパーが近くにないと嫌だ、、、とかそんなこと言ってる場合ではございません。

自分も里山の文化を少しでも勉強して、息子に教えれるように、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

午後からは父(能登荒磯会の重鎮)とともに釣りに出かけ

海の幸をバチコンしてきました。

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夜ご飯は、新鮮な山の幸、海の幸!!!

 

 

ん〜〜〜〜〜

 

能登最高!!!

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