ORCHID JUNKY
怒りにも似た、漠然としたフラストレーションを解放させるために、人は何かにハマっていくのだと思います。
そして、ハマるには、必ず理由があります。
私は、すっかり洋ランに魅了され、
今まさに【青春】のような毎日を送っています。
たくましくも自由気ままに、自己主張し続けながら進化し続けるこの植物の近くにいると、
自分の抱える悩みだとか、不安だとか、嫉妬、妬み、嫉み、そう言った負の感情全てを前に進むためのエネルギーに変換してくれるパワーを感じます。
今回は自由な進化をしたランをスライドショーでお楽しみいただきたいと思います。
ラン科植物は他の植物よりずっと遅れて地上に出現したため、植物にとって有利な生育場所はそれより前に出現した植物に占拠されていました。
ランが生き残る場所は、他の植物が生育できないような劣悪な環境しか残っていません。
ランの面白いところは、その劣悪な環境で見事生き抜き、さらには被子植物の1割を占めるまでその勢力を伸ばしたとことにあります。
岩の上や木の上など、成長に十分な養分を確保できない変わりに他者(ポリネーターや菌)との協力関係を作り上げ、独自すぎる進化を進めてきたラン。
同じランなのにこんなに違う。こんなに違うのにみんなラン。
そして、強く思う。
同年代のコミニュティが欲しい。